睡眠時間をはじめとした一定の休息時間(インターバル時間)を確保し、長時間労働や過労死等を防止するための仕組みです。
EUでは、24時間につき11時間の休息が義務化されており、各国で勤務間インターバルが法制化されています。
インターバル時間の確保方法は、大きく分けて2つあります。
例)就業時間が9:00~18:00、インターバル時間11時間の事業所で23:00まで残業した場合
方法①本来の始業時刻から実際に勤務を開始するまでの時間を働いたものとして扱う
→翌日の9:00~10:00は働いたものとして扱い、実際には10:00に勤務を開始する
方法②始業時刻を後ろ倒しにする
→翌日の就業時間を後ろ倒し、10:00~19:00とする
2025年時点での導入企業は6.9%と少ないものの、従業員規模が大きい企業ほど導入率が高く、導入企業の半数近くが11時間以上のインターバル時間を設けています。
勤務間インターバル導入企業へのアンケートから、導入企業は労働者の健康確保やワークライフバランスの向上といった効果を感じていることが分かります。
勤務間インターバルは労働者が生活時間を十分に確保するための制度です。
生活時間とは…1日の中での労働時間以外の時間のこと。睡眠、家事、身支度、家族との時間、リフレッシュのための自由時間など。
この調査からは、生活時間の理想と現実にギャップがあることが分かります。
生活時間が不足すると睡眠時間やリフレッシュのための自由な時間なども短くなり、疲労が溜まり心身の健康を損ねやすくなります。