生活時間を確保したい! 勤務間インターバル

勤務間インターバル制度とは…

仕事の終業時間から次の始業時間まで、
一定の休息時間を設けること

睡眠時間をはじめとした一定の休息時間(インターバル時間)を確保し、長時間労働や過労死等を防止するための仕組みです。
EUでは、24時間につき11時間の休息が義務化されており、各国で勤務間インターバルが法制化されています。

ユニオニオン
日本では、勤務間インターバルの導入は現在努力義務だけど、制度自体まだあまり知られていないんだ

どうやってインターバル時間を確保する?

インターバル時間の確保方法は、大きく分けて2つあります。

例)就業時間が9:00~18:00、インターバル時間11時間の事業所で23:00まで残業した場合

方法①本来の始業時刻から実際に勤務を開始するまでの時間を働いたものとして扱う

→翌日の9:00~10:00は働いたものとして扱い、実際には10:00に勤務を開始する

勤務間インターバル
ユニオニオン
①の方法では生活リズムが崩れにくいから、健康確保に効果的だね

方法②始業時刻を後ろ倒しにする

→翌日の就業時間を後ろ倒し、10:00~19:00とする

勤務間インターバル制度は
どれくらい導入されている?

2025年時点での導入企業は6.9%と少ないものの、従業員規模が大きい企業ほど導入率が高く、導入企業の半数近くが11時間以上のインターバル時間を設けています。

企業規模別勤務時間インターバルの導入状況
制度を導入している企業におけるインターバル時間

導入の効果は?

勤務間インターバル導入企業へのアンケートから、導入企業は労働者の健康確保やワークライフバランスの向上といった効果を感じていることが分かります。

勤務時間インターバルを導入した効果
ユニオニオン
従業員からは、健康を確保しやすくなったといった声があるよ

労働者は必要な生活時間を
確保できている?

勤務間インターバルは労働者が生活時間を十分に確保するための制度です。
生活時間とは…1日の中での労働時間以外の時間のこと。睡眠、家事、身支度、家族との時間、リフレッシュのための自由時間など。

現状の生活時間
ユニオニオン
生活時間が10時間未満の人が40%近くいるね…
理想の生活時間
ユニオニオン
半数以上の人は、12時間以上の生活時間が必要だと考えているんだね

この調査からは、生活時間の理想と現実にギャップがあることが分かります。
生活時間が不足すると睡眠時間やリフレッシュのための自由な時間なども短くなり、疲労が溜まり心身の健康を損ねやすくなります。

ユニオニオン

〈連合の考え方〉

● すべての労働者に
勤務間インターバルの適用を義務づける
  • 過労死等防止の観点から、健康に働き続けるために、業種や職種、働き方にかかわらず、すべての労働者への勤務間インターバルの適用が必要