定期的な休日が必要! 長期の連続勤務(休日ルール)

休日ルールとは…

労働者の健康や生活時間の確保のために、労働基準法で休日のルールが以下のように定められています。

① 毎週少なくとも1日の休日を与えることが原則

休日ルールの図解

② 4週を通じて4日以上の休日を与える(変形週休制)ことも可能

休日ルールの図解
ユニオニオン
厚生労働省の調査によると、実際には56.7%の企業が法律を上回る完全週休二日制を採用しているんだよ

何が課題? ― 休日ルール ―

適切な休息のためのルールですが、休日の設定の仕方によっては長期の連続勤務につながる可能性があります。

① 48日間連続勤務ができてしまう

4週4休の変形週休制を適用する場合、4日間の休日を、4週間の最初と、次の4週間の最後に寄せれば、最長で48日間連続勤務させることが可能です。

48日間連続勤務のイメージ
ユニオニオン
48日間連続勤務も可能なの!?

② 休日労働に上限が無い

休日労働をさせることができるよう36協定を締結すれば法定休日に労働させることが可能です。さらに現在、休日労働の日数に制限はありません。

ユニオニオン
年・月の時間外・休日労働の上限以内であれば、制限なく連続勤務をさせることができてしまうんだね

ちなみに、「令和2年度ストレス評価に関する調査」によると、2週間以上の連続勤務のストレス強度は、月120時間以上の時間外労働よりも高く、精神障害などにつながることもあります。

ストレス強度
直近5年の精神障害の支給決定件数
ユニオニオン
2週間以上の連続勤務を理由として、脳・心臓疾患の労災が認められる例もあるよ

実際に2週間以上連続で勤務した労働者も一定数います。

連続勤務の実態データ
ユニオニオン

〈連合の考え方〉

● 長期の連続勤務は規制すべき
  • 4週4休の変形週休制は、労働者の健康を脅かしかねない長期の連続勤務も可能となるため、精神障害の労災認定基準(2週間の連続勤務)も考慮し、連続勤務に制限を設けることが必要
● 休日労働の日数に上限を設けるべき
  • 36協定を締結して法定休日に労働させる場合であっても、休日労働の日数に上限を設けることが必要