
毎年、多くの過労死・過労自殺等が労働災害として申請されており、過労死等ゼロに向けた取り組みの徹底は喫緊の課題です。過労死等が発生しやすい職場は長時間労働とともに過大なノルマやハラスメントも多い職場であると言われています。
長時間労働による疲労は心の余裕を無くし、ハラスメントを引き起こしやすくなります。そうした観点からすれば、誰でもハラスメントの加害者になりうる可能性もあると言えます。 長時間労働を削減し、心にゆとりを持てる職場環境づくりを進めつつ、ハラスメント防止対策を実施することでより快適で誰もが安心して働き続けることができる職場を実現することが大切です。
過労死等防止対策推進法では、過労死等を防止することの重要性について国民の関心と理解を深めるため、毎年11月を「過労死等防止啓発月間」と定めています。連合も、長時間労働の是正や「過労死等ゼロ」の実現をめざして、11月の過労死等防止啓発月間にあわせて、周知・啓発の取り組みを行っています。
3. 過労死等防止を呼び掛ける街宣活動など
連合では、11月の過労死等防止啓発月間にあわせて全国で街宣活動やSNSでの情報発信など、過労死等防止に向けた取り組みを広く呼びかける様々な活動を実施します。